こんにちは、よつやです。
しばらく更新ができずすいませんでした。
また、ぼちぼちと更新していきます。
さて、今回は1月14日にWindows7のサポートが終了したので、
思い出を振り返るという意味も込めて、Windows7で使っていた相棒の数々を紹介したいと思います。
実は、買ったWindows7機種は全部VAIOだったりします。
ドンッ!!
全部、Win7搭載のVAIOです。(正確にはVAIO TypePだけWin7に後から上げてます。)
よく覚えているのが、僕が中学卒業のころにWindows7が登場しまして、見た目はVISTAのまま、動作は軽量・・・
マジ神OS!!
みたいな約束された神OSでした。
そして、VISTAとWin7時代のVAIOといえば、名機が多かったですねぇ。
あまりにも名機が多いのでオークションなんかでもいまだに人気があったりしますね。
自分も名機欲しさにオークション漁った人だったりします。
というわけで、一台ずつご紹介。
まずは、こちら。VAIO Z(VPCZ1)
なんといっても、やっぱりカッコイイ!!
このPCは大学の4年間を一緒に頑張ったPCでした。最後の方は現行のZに乗り換えましたが、
いろいろあったので結構思い出深かったりはします。
僕のモデルはHDDモデルだった(のちにSSD交換済み)ので、ドライブ非搭載機種ですが、
SSD機種ではRAID0構成も選べ、BDドライブも選べるという当時としては、
ありえない性能を誇っていました。
画面のベゼルも当時の機種としては圧倒的に細く、まさに未来のPCって感じでした。
その中で、今でも伝説となっているのはこれでしょう。
そう、ハイブリッドグラフィックスです。
通常、GPUはNVIDIAなどのdGPUとCPU内臓のGPUのどちらかのみを使用しますが、
このVAIO Zは使用するGPUを切り替えることができます。
なので、パフォーマンスを求めるときはNVIDIAのGPU、バッテリー残量を気にしたいときはCPU内臓のGPUといった感じで使い分けることができました。
ちなみに、、、
この時代にすでに指紋認証がついてたんですよね。隙が無いです。さすが究極のPC
次はこちら。
VAIO Tです。
Windows7時代最後のTですね。
さっきのZがモバイルも、デスクトップでやるような作業もすべてカバーしてやろう!って思想でしたが、
こちらはモバイルに特化してやろう!という思想です。
なんといってもこのVAIO Tで特筆すべき点はこれ。
11インチという大きさながら、BDドライブが搭載されていることです。
今でも、小型のPCでドライブ付きを探そうとしたら、レッツノートの12インチぐらいじゃないでしょうか?
このVAIO Tは当時、世界最小のBDドライブ搭載PCでした。きっとコレ、今も破られてないんじゃないかなぁ?なんとなくだけど。
他にもSONYロゴが鏡仕上げになっており、非常に上質な感じがします。
また、今のVAIOのデザインポリシーといえば、オーナメント処理がありますが、
当時のVAIOはこの円柱のヒンジがデザインポリシーで、多くの機種で採用されていました。
この円柱は電源周りをデザイン的に統一しようという意図がありました。
そのため円柱の左側は電源ボタン、右側はACアダプターの差込口となっており、一体感がありました。
次はこちら。
そう、VAIOの名機中の名機、VAIO TypePです。
当時、ジーンズの裏ポケットに入るというコマーシャルが話題になりましたね。
みんな、「無理やりすぎやろwww」って思ったはずです。
でも、あの斬新なCMも画期的な小ささのVAIO TypePもSONYだからこそできた奇跡の企画ですよね。
やっぱり開いてもこの独特な見た目は唯一無二の存在感ですね。
ちなみに、VAIO TypePはポンッと単発で出た機種ではないんです。
ご先祖様がいらっしゃいまして、VAIO C1というものがあります。
残念ながら持っていないので、画像検索してくださいませ。大昔のVAIO TypePって感じです。
実は、VAIO TypePのようなミニPCは他者からもいくつかはありました。
富士通とかも結構、意欲的な機種を出していました。
しかし、何よりVAIO TypePがほかのミニPCを抑えていまだに名機といわれる所以は、
ここにあります。
そう、キーボードです。
確かに小さいキーボードなんですが、11インチのPCとほぼ同じサイズで作られており、
”普通に使えるキーボード”
だったんです。
今やGDPポケットなどの高性能なミニPCが続々出ている中でいまだにVAIO TypePの人気があるのは、
このキーボードのおかげです。
今や日本メーカーと呼べるPC製造メーカーはパナソニックとVAIOだけになってしまいましたが、
いつかまた、こんな意欲的な機種が出てきてくれることを切に願っています。
さて、最後はこちら。
VAIO Xです。
私の一番の思い出の機種。初めて買った自分のPCです。
このPCに出会ったからこそ、情報系の道を進み、情報系の仕事につくことになりました。
実はこのVAIO X、VAIO TypePの兄弟機種だったりします。
なので中身のスペックは非常に似ています。
ただ、あまりにもType Pが有名になったので、VAIO Xの方はあまり目立たない存在になってしました。
それでも、Win7搭載VAIOが初発表されるときの目玉商品だったんですよ?この子。
個人的にはVAIO TypePにも負けず劣らずの名機だと思っています。
その理由がこれ。
そう、この極限まで研ぎ澄まされた薄さです。
発売当時、世界最薄を記録し、今でなおこの薄さを超えるPCはほぼ無いと言っていいでしょう。
しかも、ポート類を犠牲にしていたVAIO TypePに対し、VAIO XはUSB、SDカード、メモリスティック、Ethernet、VGAと当時のフル装備を備えていました。
個人的にVAIO Xはこのプレミアムカーボンブラックという色が凄くかっこいいなと思っています。
今のVAIOのレッドエディションや勝ち色エディションもそうですが、VAIOのプレミアム塗装はピカピカ大好き屋さん。
初めて買ったPCというのもあって思い出がありますが、実はこの非常に非力なマシンで高校3年間を乗り切ってるんですよね・・・
いろいろ試行錯誤しながら使っていたのが非常に懐かしいです。思えばこのマシンのおかげでPCに詳しくなったとも言えるかもしれません。
最後に、ちょっとした豆知識。
VAIOには他社のPCとは違って愛称があります。(モデル名は別にあります。)
そう、VAIO XとかVAIO TyepPとかそんな感じ。
実はこの愛称で当初の搭載OSがある程度判断できるって知ってました??
ざっくりまとめると以下の通り。
・VAIO TypePやTypeAなどType~と続く機種:Windows VISTA
・VAIO XやVAIO Zなどアルファベット1文字のみ:Windows 7
・VAIO DUOやVAIO PROなどアルファベット3文字:Windows 8
(SONY製VAIOにWindows10モデルは無い)
基本的にVISTA、7、8時代はこの命名ルールが守られていました。
なので、特徴的なのは、主に前期型といわれるVAIO TypePは初期にVISTA搭載だったためTypePと名乗っていますが、後期型ではWin7搭載となったためVAIO Pと呼び名が変わっています。
なんか、久しぶりにVAIOについて記事を書きましたが、
いかんですね・・・非常に記事が長い。。。
今はタブレットやスマホの新商品が登場すると話題になるように、
僕が中学、高校生のころはSONYが新しいPCを出すと話題になってたんですよ。
Windows7はもともとWindows VISTAの動作が重い問題を改善すべく登場した経緯があり、
動作に関しては文句なしの出来でした。
何気に初めてタッチパネル操作に標準で対応したOSだったりもします。
まあ、言ってみれば、
Windows7って僕の青春時代そのものだったんですよね。
時は流れ、Windows10になり、PCも従来の形以外に2 in 1やタブレットなど様々な形が登場しています。
ゲーミングPCなんてのも、昔はホントに一部のオタク向けでしたが、
今やPC市場を支える一大カテゴリーに成長しました。
なんだかんだPCの今後の進化に期待して、ワクワクしています。